年に一回開かれる、国分寺子どもクラブ「スタッフ講習会」へ行ってきました。
国分寺子どもクラブは昭和54年11月に発足した、障害児のための子ども会組織です。 私はそれ以前、昭和51年に始まった市立本多公民館の社会教育事業「くぬぎ青年教室」(知的障害者青年学級)のスタッフを、試行期の昭和50年からしており、年齢の低い、児童・生徒にも学校以外での過ごす場が必要と感じていました。
くぬぎの運営がある程度安定した昭和54年、知人をかき集め、スタッフ5人(社会人3人、学生2人)と子ども7人で出発しました。 利用希望の子ども達がどんどん増え、それを支えるスタッフを確保するため、近隣大学の都立府中リハビリテーション学院(現首都大学東京、ここの学生が初期メンバーにいた)、東経大、学芸大、津田塾大、一橋大と学内に組織を作っていきました。このことが35年も続いている大きな要因となっています。
年に一回ずつ、初代スタッフ代表の私・パンチョと、二代目のナカちゃん(特別支援学校副校長)で、会発足の理念等(パンチョ)と対応実技(ナカちゃん)に分け、スタッフのための講習会を続けています。 通称、私の日は「パンチョ デー」、彼のは「ナカちゃん デー」。
私の今回の話の要旨は ①クラブ設立の背景(昭和40年、50年代) ②クラブ設立の五つの理念 ③クラブの特徴 ④子どもとの接し方の基本 ・ノンバーバルコミュニケーション ・モデリング ・ウェイティング ・ミラーリング ・行動の音声化 ・声と考え方のトレーニング ⑤スタッフの基本的で必須な姿勢 でした。
学生達はきちんと話を聞いてくれ、質疑応答も大変有意義なものとなりました。
終了後はスタッフ有志との懇親会、学生達と話すのも、じーじにとってはとてもハッピーなのです。 良く話を聞いてくれてありがとう、 後輩達、頑張れよ! と、豊かな気持ちで教室へ帰ったのでした。
※写真はクリックすると綺麗に観ることが出来ます。