
1年ぶりのランドナーキャンピング、何処に行こうか散々悩みました。 奥多摩周遊道路の風張峠は行ってみたいと思っていたので、まず峠は決定。 キャンプ地はいろいろ電話して調べ、小菅村のキャンプ場とする。 ルートについて、奥多摩周遊道路は中央分離ポールが多く立っているので、ノロノロじーじには危険なルート、それでは風張林道しかありません。 檜原村に問い合わせると、通行出来るとのこと。 よーしそれも決定。

ライトオンで教室を5時5分に出発。 いつもそうなのですが、緊張感で一杯! いけるかな? どうしようもなくなったら長女に電話して迎えに来てもらおう・・・・・などなど。 そんなに考えるんだったら、行かなきゃ良いのに・・・・・ね。 走り始めると、気分が少しずつ上向き、何とかなるか。 五日市駅を無事通過、本道との分岐、橘橋交差点を右折、旧道に入る。

神戸岩方面との分岐を直進。 右折すると以前真夏に行った苦しい思いで、鋸山林道の大ダワ越えとなります。 直進もう少し行くと小岩地区、ここは時坂(とっさか)峠越えの下りで来た所ですね。そして、藤倉の分岐に到着。 ここで、通行についての掲示がしてあり、自転車含み通行出来ないとのこと。 役場の話と違います。 地図を見ながら思案していると、地元の軽トラの方が止まってくれ、「何処行くの?」、「風張林道です」、そうしたら、丁寧に道順を教えてくれ、自転車なら通れるとのこと。 よし、行ってみようか! いつも思うのですが、キャンパーには地元の方々、温かく対応してくれることが多いですね、 感謝感謝!

1kmほど走った所に教えてもらった折り返しの林道入り口がありました。 ここからが大変でした。激坂で、押し歩きの押し歩き。 しかし、ロケーションはすばらしい。 天空の城を思わせるような家もあり、きついけれど何とか檜原きのこセンターに到着。

このセンターから閉鎖部の林道入り口までほんの少しだけ乗車。 人家はここまでです。

林道入り口で、カロリー補給休憩。 さて、ここで思案。 この林道、どうせ私の脚力では走破は無理だろう、しからば歩行者として押し歩こうか。そして、押し歩きの押し歩きがまた始まる。

高度が1000m近くなると、もう少しだもう少しと力が入ります。

そして、きのこセンターから1時間半、藤倉分岐から3時間で風張峠に到着、何とかつきましたと言うのが実感。 自転車は登山者用の柵から出られます。

押し歩きは半袖姿だったので、フリースとウィンドブレーカーを着込み、ダウンヒルです。 フロント両サイドバックに、スタンディング前傾姿勢、実に安定感があります。 そしてスピード出るわ出るわ。 後で確認すると最高57.9kmでした。 初心者の250ccバイクの方に追いついてしまう。 中高年暴走族です。
月夜野第一駐車場のベンチで昼食タイム、シンプルなソーメンカップと少量のカニ雑炊です。大汗をかいたので塩分、水分が嬉しい。

この駐車場には望遠設置のカメラマンが3人ほど、何を撮っているか訪ねると「クマタカ」だそうです。 この下の方の駐車スペースにも何人もカメラマンがいました。 私は銀山湖でイヌワシを見たことがあります。

更にダウンヒル、三頭橋を左折、小菅村に向かいます。 小菅への道は上り坂なので、きついきつい。

キャンプ場で教えてもらった、すずめのお宿の薬草風呂、訪ねてみると、きょうは出かけるのでお風呂はありませんとのこと。 これは困った! キャンピングに必要なのは温かいお風呂と居酒屋じーじなんです。 宿の人、あっさりと、「小菅の湯だね」、20分位かな?
仕方がないので、とりあえずキャンプ場まで、 無事到着、ほっ!
テントを設営してから、キャンプ場の奥さんに温泉の割引券をもらい、「小菅の湯まで20分ぐらいですよね」、すると、自転車だともっとかかるとの返答、不安を感じながらも仕方がないので走り登りましたが、これがえらい苦労・・・・・。
次回に続きます。
※初日のデータ 走行距離(押し歩き含む・・・) 79km 総走行時間 11時間50分
※写真は毎度のことで、クリックするときれに見ることが出来ます。